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チューイングガムは歯にいい?
こんにちは。下目黒・目黒駅エリアの歯科・歯医者の【ルートデンタルクリニック】です。

おやつや気分転換に食べられるチューイングガム。虫歯の原因になりそう…というイメージを持たれがちですが、実は選び方と使い方によっては「歯にいい」働きをすることが分かっています。
まず注目したいのが、「キシリトールガム」。キシリトールは天然の甘味料で、虫歯の原因となるミュータンス菌の働きを抑える効果があるとされています。糖としては甘いのに、虫歯のエサにならないというのが最大の特長です。実際に、フィンランドなどではキシリトールガムの活用が虫歯予防の国家施策として導入され、虫歯の発生率が大きく減ったという報告もあります。
また、ガムを噛むことで唾液の分泌が促進されます。唾液には、食べかすや細菌を洗い流したり、酸性に傾いたお口の中を中和してくれる働きがあります。特に食後や口が乾きやすいときにガムを噛むことで、自然な自浄作用が活性化されるのです。
ただし、注意点もあります。砂糖入りのガムは、やはり虫歯リスクを高める要因となります。虫歯予防を目的にするなら、「シュガーレス」「キシリトール配合」と明記された製品を選ぶことが重要です。
そして、ガムはあくまで補助的なケア。ガムを噛んでいるからといって歯磨きを怠るのではなく、日々のブラッシングや定期的な歯科検診と併用することが大切です。
ちょっとした工夫でお口の健康を守るサポートになるチューイングガム。正しく選んで、上手に取り入れてみてはいかがでしょうか?
参考文献:
- 日本歯科医師会「キシリトールのむし歯予防効果」
- 日本小児歯科学会「ガムによる唾液分泌の効果」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「唾液の働き」
