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茄子の色が黒くなるのはポリフェノールのせい?

こんにちは。下目黒・目黒駅エリアの歯科・歯医者の【ルートデンタルクリニック】です。

茄子(ナス)を切ったあと、しばらく置いておくと断面が黒く変色してしまった経験はありませんか?この現象は、茄子に含まれるポリフェノールと、それに反応する酵素の働きによるものです。

茄子の皮や果肉には、「クロロゲン酸」や「ナスニン」といったポリフェノールの一種が含まれています。これらの成分は非常に抗酸化作用が強く、健康効果が注目されていますが、空気に触れると「酸化酵素(ポリフェノールオキシダーゼ)」の働きによって酸化され、**黒褐色の色素(メラニン様物質)**に変化します。

この反応は**酵素的褐変(こうそてきかっぺん)**と呼ばれ、リンゴやバナナなどの果物でも同様の現象が起こります。つまり、茄子の色が黒くなるのは、ポリフェノールが豊富に含まれている証拠でもあるのです。

黒ずみは見た目にはあまり良くありませんが、食べても問題はありません。ただし料理の彩りを損ねたくない場合は、以下のような工夫で変色を防ぐことができます。

  • 切った後すぐに水にさらす:酵素の働きを抑える+ポリフェノールを水に溶かす
  • 酢水につける:酸性の環境では酵素の働きが抑制される
  • 金属製の包丁を避ける:鉄などの金属イオンが反応を促進することがあるため、セラミック包丁がおすすめ

茄子の黒ずみは、ポリフェノールという栄養価の高い成分が酵素で酸化される自然な反応です。見た目の変化はありますが、栄養価が失われるわけではなく、安心して食べることができます。ちょっとした調理の工夫で、見た目も美しく仕上げることが可能です。

参考文献
・農林水産省「野菜の豆知識:なす」 https://www.maff.go.jp/
・日本食品科学工学会誌「酵素的褐変とその制御」 https://www.jsfst.or.jp/
・日本ナス協会「ナスの機能性と健康効果」 https://nasu-kyoukai.jp/