
コラムCOLUMN
歯は「氷」で割れることがある?
こんにちは。下目黒・目黒駅エリアの歯科・歯医者の【ルートデンタルクリニック】です。

暑い季節に氷を噛むのがクセという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、氷を噛む習慣は歯にとって大きなリスクになることをご存じでしょうか?
硬い氷は歯の敵?
氷は非常に硬いため、噛んだ瞬間に歯に大きな力がかかります。とくに奥歯で強く噛むと、エナメル質にヒビが入ったり、詰め物が取れたり、最悪の場合は歯が割れてしまうこともあります。
天然歯は丈夫ですが、繰り返しの衝撃には弱く、**マイクロクラック(細かい亀裂)**が生じ、それが徐々に広がることで破折(はせつ)につながることがあります。特に神経を取った歯や治療済みの歯は、健康な歯よりも割れやすく注意が必要です。
氷を噛む習慣には注意!
氷を噛むのが癖になっている人は、「アイスシェービング症(picaの一種)」と呼ばれる行動パターンが背景にあることも。これは鉄分不足が関係している場合もあるため、気になる方は内科の受診も検討しましょう。
また、氷に限らず「せんべい」「硬いフランスパン」「アメ」などの硬い食べ物も、歯の破折や詰め物の脱落の原因になることがあります。
歯を守るための工夫
- 氷は噛まずに舐めるように楽しむ
- 無意識に噛んでしまう癖がある人は、コップに入れないなどの工夫を
- 歯に違和感を感じたら、早めに歯科医院で診てもらう
歯は一度割れてしまうと、抜歯が必要になるケースもあります。健康な歯を長持ちさせるためにも、日頃のちょっとした行動に気をつけることが大切です。
参考文献:
- 日本歯科医師会「歯の破折について」https://www.jda.or.jp/
- ライオン歯科衛生研究所「かたいものをかじると歯が割れる?」https://www.lion-dent-health.or.jp/
- American Dental Association「Tooth Fractures and Ice Chewing」https://www.ada.org/
