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歯はダイヤモンドに次ぐ硬さ?毎日使う歯のすごい秘密
こんにちは。下目黒・目黒駅エリアの歯科・歯医者の【ルートデンタルクリニック】です。

皆さんは、普段自分の歯について考えたことがありますか?
毎日食事をしたり、おしゃべりしたり、無意識のうちに使っている歯。実はその歯が、とても丈夫な素材でできていることをご存じでしょうか。驚くべきことに、歯の表面を覆っている「エナメル質」は、ダイヤモンドに次ぐ硬さを持っているのです。
エナメル質の硬さは、「モース硬度」という尺度で表すと5ほど。ダイヤモンドの硬度は最高の10で、ガラスが5.5前後、鉄が4〜5くらいです。つまり、エナメル質は鉄とほぼ同じ硬さで、ガラスにも匹敵するというわけです。これだけ聞くと、「そんなに硬いなら、歯は一生大丈夫そう!」と思いたくなりますよね。
けれども、残念ながらそう簡単ではありません。エナメル質は酸に弱く、甘いお菓子やジュースを楽しんだ後は、口の中が酸性になってしまいます。その結果、エナメル質はじわじわと溶かされていき、虫歯が進行する原因となるのです。しかも、一度溶けたエナメル質は自然には元に戻らないという厄介さがあります。
では、どうすればこの大切なエナメル質を守ることができるのでしょうか。毎日の歯磨きはもちろんですが、特におすすめなのがフッ素入りの歯磨き粉。フッ素は歯の表面を強化し、酸による攻撃から守ってくれる頼もしい味方です。それから、だらだらと間食を続けるのを控えることもポイントです。食事と食事の間にしっかり時間を空けることで、口の中が中性に戻る時間を作ることができます。
さらに、歯科医院で定期的に検診を受けることで、自分では気づきにくい変化を早めにキャッチできます。こうした小さな習慣の積み重ねが、歯の健康を長く守る秘訣なのです。
私たちの歯は、毎日を支えてくれる大切なパートナーです。その硬さはまるで天然の宝石のようですが、油断すれば輝きを失ってしまうことも。しっかりケアして、一生自分の歯で過ごせるようにしたいですね。
参考資料
- 日本歯科医師会「歯の構造と役割」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「エナメル質とは」
- 日本口腔衛生学会「フッ化物の効果と応用」
- 松風株式会社「エナメル質の硬さとその性質」
