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歯並びが性格に影響する!?
こんにちは。下目黒・目黒駅エリアの歯科・歯医者の【ルートデンタルクリニック】です。

近年、個人識別(ID)において歯の情報が重要な役割を果たしていることが注目されています。特に、災害時の身元確認や法医学的な調査では、歯が「第二の指紋」ともいえる存在として活用されています。
歯の形や並びは人それぞれ異なり、さらに過去の治療痕や詰め物、義歯などの記録も加わることで、一人ひとりの「歯の履歴書」として唯一無二の情報となります。例えば虫歯治療の履歴や歯列矯正の有無、抜歯の状況などは、歯科医院に保存されているカルテ情報と照合することで、高精度な個人特定が可能です。
また、DNAによる個人識別が困難な状況でも、歯は火災や腐敗にも強く、保存性が高い人体組織の一つとして利用されています。こうした特徴から、災害時の遺体確認や犯罪捜査などの分野では、歯科医師による歯の照合(歯科所見)によって本人確認が行われています。
現代では、デジタル歯科の進歩によりスキャンデータやX線画像が保存されるケースも増えており、将来的には顔認証や指紋認証と並んで、歯による個人識別の技術がさらに進化する可能性もあります。
自分の歯の情報が「身元を証明する手がかり」になるという事実は、口腔内の健康管理がいかに重要であるかを物語っています。定期的な歯科受診やカルテの継続管理は、いざという時に大切な情報源となるかもしれません。
参考文献
- 日本法歯科医学会「法歯学とは」https://www.jfsr.jp/
- 日本災害歯科学会「災害時における歯科の役割」https://www.jdmg.jp/
- Pretty IA, Sweet D. (2001) “A look at forensic dentistry – Part 1: The role of teeth in the determination of human identity” British Dental Journal, 190(7), 359-366.
