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マシュマロはのどの炎症に効く?

こんにちは。下目黒・目黒駅エリアの歯科・歯医者の【ルートデンタルクリニック】です。

「喉が痛いときにマシュマロを食べると楽になる」といった話を耳にしたことがあるかもしれません。甘くて柔らかいお菓子として親しまれているマシュマロが、実はのどの不調に効く可能性があると言われていますが、それにはどんな根拠があるのでしょうか?

もともとは“薬草”由来だったマシュマロ

「マシュマロ(Marshmallow)」という名前は、「マーシュマロウ(Marsh Mallow)」という植物に由来しています。マーシュマロウはヨーロッパやアジアに自生するアオイ科の植物で、古くから根の粘液質を利用して、咳止めや喉の痛みなどの民間療法に使われてきました。

特にこの植物の根には「ムチン様物質」が含まれており、喉の粘膜を保護・鎮静する作用があるとされていました。古代ギリシャや中世ヨーロッパでは、煎じてシロップ状にし、咳止めや咽頭炎の薬として使用されていたのです。

現代のマシュマロに薬効はあるのか?

現在市販されているマシュマロは、マーシュマロウの根を使っているわけではなく、ゼラチン、砂糖、卵白などで作られたお菓子です。そのため、薬効成分自体は含まれていないのが一般的です。

ただし、ゼラチンや砂糖が含まれる柔らかいマシュマロを食べることで、喉に一時的な保湿膜ができるような感覚があり、痛みや乾燥による不快感がやわらぐことがあります。これはあくまで物理的なコーティングによる効果であり、医学的な治療効果ではありません。

喉のケアとして活用するなら

喉が軽く乾燥しているときや、ちょっとした不快感を和らげる目的でマシュマロをなめるのは一つの方法です。ただし、砂糖が多く含まれるため、むし歯リスクや血糖値の上昇に注意が必要です。喉の症状が続く場合や痛みが強い場合は、医療機関での診断と治療を受けることが重要です。

まとめ

マシュマロにはもともと喉に効く薬草由来の歴史がありますが、現代のお菓子としてのマシュマロは薬効成分を含んでいません。とはいえ、ゼラチンの柔らかさや口当たりが喉を一時的に保護するように感じられることもあり、軽度の不快感には一時的な緩和効果が期待できるかもしれません。

参考文献:

  • McKenna DJ et al. (2001). Botanical Medicines: The Desk Reference for Major Herbal Supplements.
  • WebMD「Marshmallow Root」https://www.webmd.com/vitamins/ai/ingredientmono-719/marshmallow
  • Drugs.com「Marshmallow」https://www.drugs.com/npc/marshmallow.html
  • 日本補完代替医療学会『ハーブ療法事典』